園長の「子育てコーチング」

皆さん、こんにちは!はぴふぁみ園長です。

人間は自然の発達プログラムに従い、発達し続ける存在です。

しかし、こどもに内在するその発達プログラムを充分に機能させるには、

こどもの心と能力を豊かに育む望ましい保育環境を整えることが必要です。

これはご家庭でも保育園でも同じことが言えます。

 

そこで今回から「園だより」「園長ブログ」同様に「園長の子育てコーチング」として

更新して参ります。少しでもご家庭での子育てに役にたっていただければ幸いです。

 

第一章 「子育てコーチング」とは

こどもの心と能力を育む子育てコーチングとは、

こども一人ひとりをしっかり見つめ、こどものサインを理解し、

そのサインに呼応する適切な働きかけや経験を与えることによって、

こどもの成長と発達を伸びやかに促すエデュケーショナルメゾットです。

 

乳幼児期は、人間としての根幹が築かれる大切な成長期です。

こどもは、乳幼児期に知識だけを身につけるのではありません。

人間としての生き方を身につけます。

自分の存在、自分以外の人や物の存在、社会との関わり、など

こどもの発達に応じて、これからの人生を豊かに生きていくための、

さまざまな知識と能力を身につけていきます。

 

人間としての根幹を取得する乳幼児期に、こどもと向き合う私たちの

関わり方は、こどものこれからの成長にも大きな影響を与えます。

私たちは、私たちの担う責任の大きさを認識しなくてはなりません。

 

今、同じ能力を持つこどもでも、親、保育者の関わり方で、

これからの成長は大きく変わります。

親、保育者の何気ない一言が、こどもの意欲や人間性を損なってしまったり、

保育者の力不足から、こどもの成長の機会を奪ってしまうこともあります。

親、保育者の一言がこどもの意欲や自信を培い、こどもに前に進む勇気を

与えたり、親、保育者がこどものサインを上手にキャッチすることで、

こどもが飛躍的な成長を獲得できることもあります。

 

こどもの1日は、たくさんの成長の機会に恵まれています。

その成長の機会を活かすことが保育者の役目です。

私たちは、こどもの成長に深く関わるプロとして、

こどもの心と能力を豊かに育むコーチングを学ぶ必要があります。

 

次回からは、7つのステップとして子育てコーチングを紹介していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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