こんにちは。園長先生です。
いよいよ冬の訪れを感じるようになりましたね。
これからの季節、流行りだすのが感染症、
インフルエンザ・ノロウイルス・ロタウイルス・RSウイルスなどがあります。
東灘区でも既に感染の報告が入ってきています。
ご家庭でも、うがい・手洗いの徹底の習慣に努めてください。
まずは大人が見本を見せて行ってみましょう。
うがいができない小さいお子さまは、水分補給で口の中をうるおすことでも
細菌やウイルスの繁殖を抑える効果があります。
保育園生活でも感染症予防を徹底しています。
正しい知識向上に努め、オムツの処理時の注意や玩具、設備などの除菌を定期的に行っています。
従来、除菌といえば、アルコールのイメージがあります。もちろん除菌効果の高いモノではありますが、
インフルエンザ・ノロウイルスには殆ど効果がないのはご存知でしょうか。
アルコール以外の除菌といえば、次亜塩素酸ナトリウムがあります。
次亜塩素酸ナトリウムは除菌に非常に効果が高く、
厚生労働省のホームページには
「ノロウイルスを完全に失活化する方法には、次亜塩素酸ナトリウム、加熱があります。」
と記述されています。
しかし、「強アルカリ性」であるため、人体に直接使用する事が出来ません。
取扱いについても細かな注意が必要です。
当園では、園内の除菌消毒には、次亜塩素酸ナトリウムと併用して
キエルキンという次亜塩素酸水の除菌剤を使用しています。
既に医療機関などにも導入されており、弱酸性だから、赤ちゃんの体にも直接使える安全性!
「うがい」にも使える程、様々な用途で使用できます。
キエルキンは、強アルカリ性の次亜塩素酸ナトリウムを人体に安全な弱酸性に変えて出来た
「安全性」と「強力な除菌力」を備えた弱酸性次亜塩素酸水というものです。
しかも弱酸性にすることで除菌力が落ちるどころか、次亜塩素酸ナトリウムの
約80倍のスピードで除菌し、インフルエンザやノロウイルス、
その他1年間を通して発生する殆どの菌やウイルスを除菌することが可能です。
また消臭効果にも優れており、おむつ処理後のゴミ箱や衣類などに
吹き掛けるだけでかなりの消臭効果を感じられます。
当園では1日、複数回散布除菌をし、今後も徹底した管理のもと
感染症予防に努めて参りたいと思います。