「こどものすべてを肯定的に受け入れる」
こどもと向き合う時に、こどものすべてを無条件で肯定的に受容できる
キャパシティを、自分自身の中に準備しておく必要があります。
こどもは自分のすべてが受容されていると感じると、親、保育者との
関わりに安心感をもって向き合うようになります。
さらに、受容されているという安心感は、こどもの心を安定させます。
「こどもの心の安定」は、成長と発達を促す基盤となる大切なものです。
こどもの心が安定している状態にあるからこそ、こどもは安心して
自らの能力を十分に発揮させ、その力を生き生きを成長させていくことが
できるのです。
また、”こどものすべてをありのままに受け入れる”ことによって、
親、保育者自身も大きく進化します。
こどもを肯定的に受け入れることで、今まで見えにくかった、
こどもの思いや心の揺らぎ、こどもの興味や能力などが
良く見えるようになります。