みなさんこんにちは!くみ先生です🐣
先日6月14日(土)に行われた市民救命士講習会の様子をお届けしたいと思います🌟
お忙しい中、参加してくださった保護者の皆様ありがとうございました。
まずはDVDを見て胸骨圧迫やAEDの使い方を確認していきます🫁
DVDを見た後は、グループに分かれ実技の講習を受けました😌
まずはテキストを通して消防署の方の説明を聞きます📝
心肺蘇生法の流れや注意事項が詳しく書かれていて、勉強になりました✎
では、さっそく人形を使いながら実技に移っていきます💨
一連の流れに沿ってお届けさせていただきますね!
倒れている人を発見したら・・・
①周囲の安全確認
どのような場面で人命救助に遭遇するか分かりません。
上下左右の安全をしっかり確認します。
②反応の確認
人命救助が必要となった時は一人では無理ですよね。ということで…
③助け(協力者)を呼ぶ
④呼吸の確認
目で胸と腹部の上下の動きを見て呼吸の確認をします。
呼吸がないと判断した場合、すぐに次の行動へ!
⑤胸骨圧迫
※成人と乳児・小児では少し違うので圧迫する時に留意が必要です。
30回連続で圧迫していきますが数は連番で声に出して数えることが大切だということを教えていただきました。
⑥人工呼吸(気道確保)
胸骨圧迫30回・人工呼吸2回がワンセットとなり、救急隊員と交代するまで続けます。
救急車が来たらやめてしまうケースがあるそうですがこれは✖なんです。
10秒以上、胸骨圧迫が止まると助からないリスクが上がるので交代するまでは止めないでください。
◎人工呼吸の方法
1.人差し指と中指を下顎に当てて頭をのけぞらせます。
2.左ひじを床に付けて安定させ、親指と人差し指で鼻をつまんで欠伸するような口で傷病者の口を覆い、息を吹き込みます。
(吹き込み終わる度に鼻をつまんでいる指は離してください)
※出血や吐物がある場合などためらいがあるときには胸骨圧迫のみを続けてくださいね😌
⑦AED到着後、使用方法
傷病者が汗や水に濡れている場合はタオル等で拭き取ります。
未就学児👶🏻 胸と背中に電極パッドを貼り付けます。
成人👨🏻👧🏻 胸の右上(右鎖骨の下)と左下側(脇の5~8㎝下)の素肌に直接貼り付けます。
湿布がある場合は剥がし、薬剤成分をタオル等で除去してください。
ネックレスがある場合は取らずにパッドに接触しないように避ければ大丈夫だそうです。
その後はAEDの音声に従って操作していきます。
電気ショックが終わってから再び胸骨圧迫30回・人工呼吸2回を繰り返し行います🫁
救急隊員の方が到着後、状況説明を詳しく話してください🚑
この時に電気ショックを何回行ったかを伝えるのが大事です!
そして心肺蘇生法を一通り実践した後、気道異物除去の方法も教えていただきました。
こちらも成人と小児・乳児ではやり方が違いますので注意が必要です。
実際に行ってみると手順の看板があるのに間違って飛ばしてしまうことも💦💦
みなさん落ち着いておられましたが、実際にそのような状況に出くわすと焦りますよね😟
慌てず胸骨圧迫とAEDの準備ができれば後は大丈夫です、とのことでした。
とりあえず一番大事なことは継続した胸骨圧迫だそうです!
体力がとても必要になりますので周囲に人がいる際は助けを求めて交代しながら行ってください。
実際やってみると2セットで結構なしんどさでした😥
ご参加くださった保護者の皆さま、消防署職員の皆さまの貴重なお時間をいただきありがとうございました。
今回の講習を経て命の大切さや尊さ、そして迅速な救命救急の必要性を改めて実感しました。
皆様の大切なお子様をお預かりしているということしっかりと胸に刻み、私たちにとっても大切な子ども達をしっかり守れるよう毎日の保育に努めて参ります。
今回参加されなかった保護者の皆さまで気になった方が居られましたら、個人的に受講することも可能だそうです。
「神戸市応急手当講習会のご案内」と検索していただきましたら詳細が出てくると思いますので是非ご覧下さい。