市民救命士講習会(小児コース)を受講しました!

こんにちは、かなこ先生です(*´з`)

 

 

10月16日(日)消防署職員の方に来園して頂き、保育園Linoで

市民救命士講習会を受講しました!

 

参加者は園長・管理者・保育士・調理師の職員13名と、

Mちゃんのお母様&Hちゃんのお母様の15名です!

お忙しいなかご参加頂きありがとうございました!

 

:市民救命士講習・小児コースでは:

小児・乳児の呼吸や心肺停止がおこったり、食物などがのどに詰まったときに必要な応急処置の方法を学びました。

 

まずはDVDを鑑賞します。

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DVDでは、傷病者が発生した時、適切な応急処置を速やかに行うことの重要性、

心肺蘇生法やAEDを用いた一時救命処置の方法。

乳児に対する救命措置の方法を学びます。

 

つぎはハピネスファミリー・Lino 2班に分かれて実技講習です。

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dscf7035 これが人工呼吸用マウスピースです!

一方向弁(逆止弁)付きなので吹き込みは出来るのですが吸うことは出来ません!

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人工呼吸の際は感染防止のため、マウスピースを使います!

心肺蘇生法の流れは

 

1.安全の確認!

傷病者を助けることは大切ですが、そのために自分が怪我をしてはいけません!

なので周囲の安全確認をするのが大事です!

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2.意識の確認

dscf7043 dscf1733大人は両肩を叩いて、

dscf7184 dscf7183 dscf1783子どもは足の裏をたたいて確認します!

 

3.大声で助けを呼ぶ、119番通報をお願いする、AEDを手配する

大勢の人がいる時には「誰かがしていくれてるだろう」と思われがちなので

指名してお願いすることが大切です!

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4.呼吸の確認 (6秒見ればわかるそうです)

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5.胸骨圧迫(30回)

これがなかなかしんどいんです(;゚Д゚)強く・はやく・絶え間なく行います!

大人は両手を組んで、子どもは片手で垂直に圧迫します。

乳児は指2本で行います。

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6.気道確保→人工呼吸

鼻をつまんで息を2回吹き込みます。

乳児は口対口鼻人工呼吸です!

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その他にも気道異物除去の仕方です。

直径5㎝以下(トイレットペーパーの芯くらい)のものなら気道に入ってしまうようです。

 

背部叩打法と

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1歳以上なら腹部突き上げ法 の2つがあります!

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(乳児さんや妊婦さんは内臓を損傷する可能性があるので腹部突き上げ法は行いません!!)

 

乳児さんの場合は 背部叩打法

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胸部突き上げ法 の2つがあります!

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AEDの使い方も再確認!

基本的な使い方を確認し…

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2人1組になっていろいろな状況を想定して、一連の流れを復習しました!

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水辺での傷病者の発生の時は、タオルで水気をふき取ってから電極パッドを貼らないと

他の人が感電してしまうこともあるそう(;゚Д゚)

いざというときに正しい知識で迅速に対応できるように、しっかり覚えておきます!

 

最後に回復体位!

傷病者の反応はないけれど、呼吸は普段通りな場合

嘔吐物により窒息を防ぐための体勢が回復体位です!

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少人数で傷病者を楽に運ぶ方法も教えていただきました!

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このような講習を受けて参りました!

勉強になる事ばかりであっというまに3時間が過ぎてしまいました。

 

この講習会を受けて、応急手当・一時救命の重要性を改めて感じました。

救急車が到着するまで神戸市は平均8分かかるそうです。

その間に何もできなければ救命率は24パーセントにまで下がってしまいます。

 

学んだ事を生かす、そのような事態があってはありませんが

万が一、起こってしまった場合。

落ち着いて、迅速に正しい知識で処置を行えるように、定期的に講習をうけ、

職員間で復習をしていきたいと思います。

皆様の大切なお子様の命をお預かりしているということを再認識し、

私たちにとっても大切なみんなの命をしっかり守っていき、毎日の保育に努めて参りたいと思います。

 

神戸市のHPから色々な講習会の日程表も確認ができます♪

みなさまもぜひ足を運んでみて下さい!!

 

当施設では毎年、社員研修、スキルアップの一環で小児救命救護法研修を実施しております。また万が一の緊急事態に備えて世界140ヵ国以上の公的機関で導入されている小児国際救急救護法「国際MFAプログラム・小児MFAチャイルドケアプラス®国際修了認定証」や「市民救命士講習修了証」を取得し大人のみならず、乳児、幼児にも対応できるよう救急救護技術を習得しています。児童福祉施設として大切な命を守るべく、今後も保育中の安全を最優先に心掛け、安全対策に最善を尽くして参ります。

 

施設長


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